Q5.年齢別の食事の摂らせ方を教えてください。
A5. まずは年齢にあわせたフードを選びましょう。
その子の年齢・運動量・健康状態などに合わせて、食べさせ方を工夫してあげてください。
<幼児期>
仔犬・仔猫用のフードを選びましょう。
体重をこまめに測り、袋に記載されている量を目安に、4ヶ月ぐらいまでは、1日の量を3〜5回に分けて与えてください。歯が生えそろうまでは、お湯でふやかして食べやすくしてあげてください。
4ヶ月以降は、徐々に1日2回に移行していき、歯が生えそろったらドライフードのまま与えるようにしてください。特に、幼児期は、フードの種類の変更や、人間の食べ物を与えたりすると、下痢や嘔吐などを起こしやすいので注意してください。
1〜6歳 <幼若〜成年期>
成犬・成猫用のフードを選びましょう。
袋に記載されている量を目安に、ライフスタイルに合わせて調節してください。去勢・避妊手術をしている子は太りやすくなりますので、やや少なめに、運動量の多い子は少し多めにしてあげて下さい。肥満ぎみの子は、運動でやせるのは難しいですので、カロリーが低めのダイエット食などを選んで下さい。
回数は1日2回がいいと思います。1日中いつでも食べれるようにずっとフードを置いておくのは、衛生面での問題や、肥満につながりますので注意しましょう。
また、おやつをたくさん与える場合も食事量の調節をして下さい。
7歳以上 <老齢期>
シニア用のフードに切り替えましょう。
若い頃にくらべて運動量の低下や、代謝の変化もあり、機能低下(肝臓・腎臓・心臓・関節など)のリスクもありますので考慮された食事選びが大事になります。
人間の食べ物には塩分が多く含まれ、心臓の負担になりますので、なるべく与えないようにしてください。歯も悪くなり、食事も食べにくくなった場合、ウェットフードを選ぶなどその子に合った食事選びをしましょう。 |