診療対象
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犬
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猫
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小鳥
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ウサギ
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ハムスター
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フェレット
診療科目
予防接種、健康診断、去勢・避妊手術、内科、外科、
腫瘍科、神経科、整形外科、眼科、皮膚科、歯科、CT検査、MRI検査、
放射線治療、輸血療法、温熱治療、マイクロチップの装着、その他
CT検査
当院では安全な治療のため64列CTスキャン装置を導入し、より正確な検査と診断を心掛けています。
体の断面をらせん状に連続的に撮影し、その画像をつなぎ合わせれば、目的の内臓を3次元的(立体的)に解析できます。特にレントゲンやエコーなどで見つけにくい症例、例えば「病巣が小さすぎる」「骨の内部に隠れている」「肥満や腹水などによる写真の鮮鋭度の低下」などによる病気の見逃しをぐっと減らす事が可能となります。CT検査が有効な病気としては、下記のようなものがあげられます。
脳の病気
通常のレントゲン撮影では頭がい骨があるため脳は全く写りません。CTは骨の内部の脳を検査する事ができます。
脊椎(背骨の病気)
通常のレントゲン検査では、神経は背骨の内部にあるため写りません。そこで今までは、周囲の骨の変形具合から背骨の中の神経の圧迫障害の程度を推測して治療していましたが、CTスキャンを使った脊椎撮影により、ミリ単位での背骨の形態を観察することができます。
重度外傷
交通事故などの重度外傷は脳内出血・横隔膜破裂・内臓損傷の程度といった、通常の検査では把握できない、あるいはできにくい病状をすぐに把握する必要があります。CTスキャンは病状をより正確にすばやく把握することに貢献します。
腫瘍(ガン)
レントゲン検査ではなんとなくしかわからなかったガンの大きさ、転移しているかどうか、手術が可能かどうかなどをかなり正確に判断できます。
原因がよくわからない病気
「開けてみなければ正確にはわからない」と感じる異常も、CT装置で体の内部を検査すれば「開腹しなくても原因を絞り込める」ケースがかなりあると推測されます。
鼻腔・副鼻腔・中耳・内耳・前立腺などの病気
鼻腔内腫瘍などの骨に囲まれた部位の病変の広がりを知ることが出来ます。
MRI検査
MRI(磁気共鳴画像診断)検査
直接外部から見ることが出来ない脳・脊髄などの神経系や軟部組織(筋肉・靱帯・肝臓など)の画像検査に適しています。
MRI画像の読影診断は、外部コンサルテーションを依頼することにより、診断の精度向上に努めています。
外科
充実した設備でより安全な手術を目指します
多様な手術に対応できるように広い二つの手術室に、血管シーリング装置、超音波手術装置、手術用顕微鏡など様々な器具・器材を揃えています。
整形外科
整形外科診療について
各種のロッキングプレートやヘッドレス・コンプレッションスクリューをはじめ、様々な整形外科専用器具を準備しています。
難易度の高い複雑骨折では、CT検査で得た正常な側の骨のデータから3Dプリンターで患肢の骨モデルを作成して手術計画を立て、事前にプレートやスクリューなどを準備したうえで手術に望むこともあります。
消化器科
寄生虫感染から炎症性腸疾患や腫瘍まで
膵臓炎や炎症性腸疾患および消化管の腫瘍などが少なくありません。
検便や血液検査、レントゲン検査、腹部エコー検査に加え、正確な診断と治療方針決定のためにCT検査や内視鏡検査をさせて頂くことが増えています。
循環器科
予防と早めの治療開始が大切です
フィラリア症(犬糸状虫症)は必ず予防致しましょう。
小型犬を中心に、中年齢を過ぎると心臓の弁膜疾患、特に僧帽弁閉鎖不全症が多く見られます。症状が出る前から対応し始める必要があり、聴診や心エコー検査で見つけられますので、年2回の定期健診をお勧め致します。
神経科
CT検査とMRI検査を活用
水頭症などの先天性疾患から椎間板ヘルニアや腫瘍性疾患など、神経系の疾患は多岐に亘ります。
当院では椎間板ヘルニアに対して、顕微鏡下での小範囲椎弓切除術や頸椎腹側椎体減圧術を実施しています。
腫瘍科
腫瘍の治療も少しずつ確実に進歩し続けています
ヒトと同様に腫瘍性疾患が最も多い死亡原因の一つとなっています。定期健診や早めの受診で早期診断することが大切です。
少しでも良い治療が出来るよう、正確な診断と病態の把握に努めたうえで、飼い主様と良くご相談して治療方針を決めさせていただきます。
皮膚科
アトピー・アレルギー性皮膚炎は気長に対応しましょう
アトピー・アレルギー性皮膚炎でのご相談が最も多いのですが、感染症やホルモン異常などが原因で痒みや脱毛を起こしていることがあります。
皮膚炎であっても身体全体を評価したうえで皮膚を精査するように心掛けています。
眼科
耳鼻科
耳科診療について
精査が必要な耳炎に対して、狭い耳の中を大きく拡大して観察できるビデオオトスコープ(耳の内視鏡)を用いての検査や処置が可能です。
慢性の外耳道炎や耳道の狭窄、中耳炎、内耳炎、鼓室胞炎などのほか、特に耳の腫瘍が疑われる場合には、必要に応じてビデオオトスコープとCT検査の所見を合わせて治療計画を立てます。
歯科
歯周病予防が大切なのはヒトと同じです
歯石除去や抜歯、破折歯の処置、一部の歯内療法などを行っています。
必要な際は、正確な診断のために麻酔下での歯科用デジタルレントゲン撮影を致します。
リハビリテーション科
術後の機能回復を助けます
主として整形外科手術や椎間板ヘルニアの術後に機能回復を目的として行います。
ご自宅で飼い主様に実施して頂ける日常的なケアの方法もご指導致します。
放射線治療
オルソボルテージによる腫瘍の治療
腫瘍の治療には大きく分けて、外科手術、化学療法、放射線治療の3つ方法があります。
当院ではオルソボルテージによる放射線治療を行っています。
詳しくは「放射線治療について」をご覧ください。
往診
往診について
どうしてもお車の都合がつかない場合はご相談ください。送迎のみも可能です。
コンテナまたはキャリーバッグでやさしく移動します。お電話でご予約ください。
セントラルシティ動物病院 TEL.0896-22-3815